2009年4月29日水曜日

農業講習会

大学が一般市民向けに開催した公開講座「おいしい野菜のつくり方と作業のコツ」に参加した。朝8時40分から夕方4時すぎまでの長丁場。晴天に恵まれた炎天下。さぞかし焼けるだろうと、お茶を1リットルに500mリットル入りペットボトルを持って出かけた。ところが、講座の大半はパワーポイントなどを使った室内での講義。お昼にはお茶に加えて、低温殺菌の牛乳まで出て、日焼けの心配は杞憂に終わった。

講義は「野菜苗の作り方」から始まり、農薬、肥料の種類、さらには紐の縛り方まで、みっちり教わった。とくに肥料の堆肥についてのお話では、①油かす・鶏ふん②牛ふん・豚ふん③バーク、の違いがわかった。油かすと鶏ふんは肥料分のみで「土」の部分は含まれていない。これに対し木の皮で作ったバーク堆肥は、土づくりが主。土の水はけ、通気性をよくするが、肥料分は含まれていない。牛ふん、豚ふんの堆肥は肥料分を含み、かつ土づくりにも役立つ、という。これは知らない話だったので勉強になった。また農薬も、病気対策の農薬は比較的安全だが、殺虫効果のある農薬は使い方を注意した方がいいらしい。これも納得させられた。

帰りにはナス、トマト、枝豆の苗をもらい、満足の1日となった。あえて言うと、ちょっと長すぎるかな。

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