2009年8月27日木曜日

熊の湯はいい気持ち~北海道テントの旅8日目(別海泊)

羅臼のキャンプ場には今朝もシカの親子連れ。
晴れて気持ちがよい。
知床峠からは国後島の山がうっすらと見えた。
ところが、知床峠を越えた知床自然センターの辺りは曇っていた。

8時40分のバスでカムイワッカ湯の滝へ。温かいお湯の滝を登る。苔が生えず滑らない。とはいうものの、少しは怖い。

湯の滝の後は知床五湖。本当は5つの湖を見れるはずだが、三湖~五湖は熊が出たとかで、遊歩道が閉鎖されていた。したがって回れたのは一湖と二湖。曇っていたので羅臼岳も見えない。

羅臼のキャンプ場へ戻り、テントを畳む。後ろのテントのおじさんはまだ残る。「お先に失礼します」と挨拶したら、小さく手を振っていた。

このキャンプ場の楽しみだった露天風呂「熊の湯」に入らず、立ち去るわけにはいかない。
青空の下、「熊の湯」に入る。
予想以上にいい湯。晴れていて、日光が顔に暑い。そのままボーッとしていたい気分。
しかし、出かけないと次のキャンプ場までたどり着けない。

羅臼の街中で、ホッケ定食。美味い。あんまり美味かったから、魚やでホッケ、大ぶりのやつを買う。シマエビとカキも。

ゆるりと南下。海を左に標津へ向かう。ずっと国後が見えている。すぐ側の島。こんなに近いのに、行けない、とは。

標津の町を過ぎ、別海町の尾岱沼ふれあいキャンプ場着。今度は太平洋に面したキャンプ場。
それなりの金を払うが、ランドリー、ゴミ収集など設備も整っている。

温泉は尾岱沼シーサイドホテル。
毎日温泉に入り、体の調子も良い。

夜は昼に買った魚介類を焼く。ホッケは脂がジュージュー滴り落ち、野趣味満点。カキはふたを開け、醤油をたらして食べた。美味。

月が昇った。海に赤い光が反射した。

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