2013年2月28日木曜日

一週間の出来事

娘が孫娘と一緒に帰省していました。
ケラケラと声をあげて笑うようになった孫ちゃんに暫し癒されました。

そんな孫ちゃんにおもちゃでも買ってあげたいと思い一緒にお店に。
色々と手に持たせてみたり、目の前に置いてみたりと反応をみましたが全く興味を示しません。
それならばと、家に帰ってペットボトルに、色とりどりのビーズを入れたものをガラガラと鳴らして目の前に置いてみました。


ところが、なんとこれに一番反応してくれたのです。
音が大きいのとビーズが動いて面白かったのでしょう。安上がりなおもちゃになりました。


そしてこの孫ちゃんのひいおじいちゃんです。
昨年10月で満90歳の卒寿を迎えました。その記念に14年間詠み溜めた句集を自費出版しました。 インターネットでの出版社探し、交渉等ほぼすべて一人でやりました。
表紙の写真も自分で撮ったものです。



最後に孫ちゃんのおじいちゃん(ややこしいですがcafeの店主です)は、東京マラソン初参加が叶い、無事完走することができました。
めでたしめでたしでした。

2013年2月27日水曜日

お湯が出た!

昨日から給湯器のお湯が使えなくなり、今朝になってもまだ使えません。

給湯器へ行く水道管にお湯をかけたり、お湯が出る蛇口を開栓していたら、お風呂場のお湯は出
るようになりました。

でも、台所や手洗いのお湯は出ません。

考えられることは①台所などへ行く水道管がまだ凍っている②凍結で管が破損しているか。

②は考えたくないので、①であって欲しいと思いながら心当たりの場所へ再びお湯をかけてみ
ます。

しかしお湯は出ません(-_-)

このままでは明日の営業が心配なので、建設会社でいつもお世話になっている方に電話を入れてみることに。

「たぶん凍結でしょう!」

「途中で水道管が破裂しているっていうことはないですかね」

「水道を全部止めてもメーターが動いていたら可能性がありますね」

「なるほど」

「必要なら業者さん呼びますから」

今日は少し暖かくなるという予報に期待しながらもう少し様子を見てみることにします。



そして、午前11時頃やっと、お湯が出ました(*^_^*)  良かった!

改めて太陽のありがたさを実感。

不便を感じてこそ有難みがわかるってこういうことですね。



半世紀前、この地に開拓として入った方たちは、もっと厳しい条件の下、全くの人力で自然に立ち
向かっていったのですね。

その中の一人としてまだ現役でいる近所のおじいちゃんに話を伺う機会がありましたが、それはそ
れは想像を絶するような生活だったようです。

そんな血がにじむような苦労をされて開墾した土地で、私達が平和に生活させていただいているこ
とを忘れてはならない、この土地で大切な出会いができることに感謝しなければならないと改めて
心に刻むことができました。

水道凍結であたふたしている私達を見て、今は亡き開拓者の方々さぞかしおかしく笑ってらっしゃ
ることでしょうね。

自然豊かですばらしい四季があるこの地を、もっと沢山の方達に見ていただけるように精進しま
す。

2013年2月26日火曜日

寒いです!


ちょっと留守にしたら、なるほどたいへんな事になっていました。


こんな状態。でも家の中ではもっとたいへんなことが・・・・

水道の水抜きをして出かけたのに水道が凍って出ません!

留守の間、今期最低気温を更新したそうです。

とりあえずやかんに入っていた水でお湯を沸かし、外の水道の栓らしき所にかけてみました。

昔、私が小さかった頃は水抜きなんて言う技があったのかどうか、冬、夜間は水を細く出しっ放しに

していました。

それでも朝起きてみると、シンクと蛇口が繋がって凍っていることもありました。



さて、暫くして水はやっと出る状態になったものの、夜になっても給湯機は使えません(-_-)



   駐車場の雪は、明日の天気に期待して入口の雪だけを片づけました。


2013年2月25日月曜日

東京マラソン初参加

初めて東京マラソンに出場しました。

噂にたがわず、沿道にはすごい人。最後まで応援が途切れませんでした。

応援の中には仮装している人も。当たんなかったのかな~。その人の分まで走ろう、という気になりました。

出発前。都庁下。寒いです。

実は、夏の間はクマに遭わないよう早朝ランを自粛し、冬は雪で走れず、この一年ほとんど走っていません。以前だったら、月に200Kほど走っていたのに、今月はわずか30Kほど。まったくもって練習不足です。

当然ながらスタート会場に行くまでは、不安で一杯でした。

不思議なものです。スタート地点で整列エリアに立ったら、不安は一掃されました。寒いせいもあって、早く動き出そうとする自分がいました。

9時10分。スタートの合図を聞いたらホッとしました。

この東京は8年前まで通算18年間働いていた街。いろいろ想い出深く、行く先々で懐かしい建物や新しくなった街並みを見て、感慨深いランとなりました。

新宿は広い靖国通りが全面会場ですから驚きです。新宿区役所前を過ぎると、社宅があった曙橋を通ります。市ヶ谷の防衛省の前で自衛隊の方々の音楽を聞き、よく通った飯田橋へ向かいます。

飯田橋は佳作座という名画座があり、月に2回ほどお世話になりました。家からこちらまで歩いたこともあり、よく知っているところです。

続いて竹橋です。竹橋には毎日新聞社があります。同業で、よくお邪魔しました。中には毎日新聞が提携していたUPI通信社もありました。

皇居を右手に見ながら左に曲がると日比谷公園。長年勤めた会社があった場所です。

市政会館。ここに本社がありました。
この市政会館は東京市の時代、昭和4年に建てられた建物で日比谷公会堂とつながっています。空襲にあわなかったため歴史的なものが残っており、この中で、この前の道路を人力車が走っている写真を見たことがあります。

この後は三田の増上寺を通り、品川へ。途中、NECのビルを見ました。NECはお付き合いのある会社で、こちらの本社へも何回かお邪魔しました。

この辺になってくると辛くなってきます。いつもなら20Kぐらいまでは楽しんで走るのですが、練習不足がきいてます。左側の通路が後片付けに入っています。これを見ると、制限時間への恐怖が出てきます。

でも再び、想い出深い日比谷へ。慣れ親しんだ日比谷公園を見たら元気が蘇ってきました。

右折して有楽町、銀座へ。4丁目の交差点を左折して銀座通りを走ります。いよいよ浅草へまっしぐらです。

途中の茅場町。こちらも何度も足を運んだ場所。大小の証券会社にお邪魔しました。

水天宮前、明治座前を通り浅草橋へ。浅草橋は今の仕事でお世話になっている紙問屋さんがあります。

浅草から見た東京スカイツリー

浅草です。

人形焼を配ってくださる場所を探しましたが、見つけられません。残念。

実は先月も浅草に立ち寄っていますが、車道から見る風景はやはり格別です。

ランナーも立ち止まって雷門の写真を撮っています。






同じ道を銀座まで戻ります。
辛いです。何度も歩きました。

とうとう「5時間半」のペースメーカーに追い抜かれました。

銀座4丁目。前いた会社が見えます。

再び銀座4丁目交差点。

勤めていた会社の本社ビルが見えます。

歌舞伎座の前を通り、築地へ。

この辺の応援もすごい。

普段はこんなに人がいないのに賑わっています。

佃大橋を渡って月島へ。
もんじゃ焼きが懐かしい。

豊洲のIHIビルが見えます。この当たりは石川島播磨重工の工場があった場所です。

いよいよゴール。のはずですが、ビックサイトはなかなか見えません。あと4Kと言われても・・・これが長い。

周りはほとんどの人が歩いています。私も・・・走れない。走っても、早歩きの人より遅い。

残り1K。いくらなんでも走らなければいけませんね。

ゴール前。5:55:50。
5時間55分55秒の写真を撮ろうと待っててて、結果ゴールは5時間56分03秒。

疲れました。でもまた応募しましょう。もし当たったら、幸運を苦しみでお祝いしましょう。
沿道の皆さん、ボランティアのフタッフ、応援ありがとうございました。感謝!

ゴールしていただきました。ありがとうございます。


2013年2月23日土曜日

やっとご来店!

先日ご近所さんにいただいたバードケーキを「山つつじ」の木に吊り下げて、鳥がやって来るのを楽

しみにしていました。

うちは人の出入りが多いからだめかなぁ、もう少し上につるしたほうがいいかなぁ、等とあれこれ考

えながら待つこと二週間。


やっと、来てくれました! 

これは「山つつじ」のすぐ隣にあるライラックの木に来た「ヤマガラ」?でしょうか。

冬になってほとんど姿が見えなかったのに、餌につられて急に賑わいだしました。

しばらく図鑑とにらめっこして種類を覚えることにします。


 ★ お知らせ 
   
  店主が東京マラソン出場のため、今日23日、明日24日 お休みをいただきます。

  6回目の応募でやっと当選しました。

  ただ本人は、練習不足でゴールまで辿り着けるかかなり心配しております。

  皆様にはご迷惑をおかけすることになり申し訳ありません。

  先程、走るコーヒー屋を目指して出陣して行きました。

  
  

2013年2月20日水曜日

吊るし雛

今日は秋保へ「吊るし雛」を見に行ってきました。ちょうど帰省中の娘と孫娘と一緒です。


地元の吊るし雛愛好家の方達が作られたそうで、綺麗な人形が沢山吊るしてありました。

かわいい人形ですが一つ一つ意味があります。

兎→おとなしく、でも元気に野山をかけまわる 


宝袋→心の豊かさ  鶴→長生き 等


私も作ってみたくて縮緬等の布を集めてみましたが、3個程作ってそのままになっています。

細かくて結構手間がかかります。

だからこそ見る人の心を打つんでしょうね。

2013年2月19日火曜日

ハマってしまった

flightradar24
蔵王は周りに高い建物がないため、頭上を飛ぶ飛行機がよく見えます。

真夜中でも飛行機が飛んでいます。

これを表示するサイトがあります。

フライトレーダー24です。

左側の図は2月19日(火)午前10時41分の蔵王上空です。

AZA783はアリタリア航空の旅客機で、10時に成田を経ち、10時間ほどかけてイタリア・ローマのフィウミチーノ空港(レオナルド・ダビンチ国際空港)へ向かっています。

ちょうど山形・米沢あたりの上空ですね。

上空がよく晴れているときは、フライトレーダーで飛行機を見てて、「来た来た」と外に飛び出し、空を見上げると、その飛行機が白い飛行機雲を流しながら横切っていきます。

面白いですね。

蔵王の上空は、ソウルからシアトル、サンフランシスコやニューヨークへ向かう大韓航空が飛んでいることも分かりました。

北海道と羽田や成田を移動する国内線も多いですね。

飽きません。あっ、また仕事をサボってしまいました。


2013年2月17日日曜日

温泉です

一週間の〆は、やはり温泉です。

今日は300円で入れる公衆浴場 『寿の湯』に行ってきました。

観光客が多いのが『神の湯』だとすれば、『寿の湯』は地元の方がほとんどです。

そのせいかとにかくお湯が熱い!

そして今日は、ここ最近ではちょっと経験したことのない位の熱さでした。

もちろん源泉かけ流しなのですが、源泉の温度が65.7度もあるため、水を足して温度を調節してい

ます。

ところが、その水の入れ具合で毎日の温度が違ってくるのです。




今日は、入ったらもう熱くて動けなくて、さらに足の先がジンジンしてきます。

でも地元の方は熱くないと物足りないと言い、小学生位の子達は何事もないように普通に入ってい

るからまたまたびっくりです。

やはり慣れなんでしょうか。 でも温泉のあったまりかたは違いますね。 お風呂から出た後もずっ

と体がぽかぽかします。 寒い冬にはかかせません。

2013年2月16日土曜日

遠刈田温泉

本日のお客さま、温泉街からなんとわざわざタクシーを使って来てくださいました。

観光協会で、cafe fuaまでの行き方を聞いた

ところ、タクシーでと案内されたそうです。

平日ですと一時間に一本位のタクシーバス

(町で借り上げたタクシー)があるのですが、

土日は運休となります。徒歩ですと20分程か

かってしまうからです。                               


コーヒーとケーキを楽しまれた帰り、またタクシーを呼びたいとおっしゃるので、これからの予定をお

聞きしたところ、今日はD旅館にご宿泊されるとのこと。

D旅館ならばきっとここまで車を手配してくれるはずと思い、D旅館に連絡をする間、お客様にはそ

のまま少しお待ちいただくことにしました。

そこへたまたま観光協会のTさんが別件の用事でご来店。

「Tさん、D旅館の電話番号知っていますか?」

「○○ー○○○○です。」

これにはびっくりしました。遠刈田には何十件ものホテルや旅館があるのに、即答されたのです。

恐るべし蔵王町観光協会ですね。

そしてD旅館からは、快くお迎えの車を出していただいたのです。

わざわざ来てくださったお客様、観光協会Tさん、D旅館さん 本当にありがとうございました。











2013年2月15日金曜日

雑巾

今日も天気予報は当たり。昼過ぎから細かい雪がしんしんと降り始めました。

暖かい室内ではオリーブの新芽が盛んに出てきています。

冬の寒さに当てないと花が咲かないそうですが、マイナス10度にもなる七日原ではちょっとかわい

そうなので、昨年暮れから室内に入れて育てています。



今日の夜は久しぶりに雑巾を縫いました。

と言ってもミシンがけです。


子供が小さい頃、長い休み明けの持ち物には必ず雑巾がありました。

予定を立てて準備しておけば良いのに、前日や前々日にカタカタとミシンを鳴らしたことを思いだ

しました。

私が小さかった時は母がチクチクと手縫いの雑巾を作ってくれました。

今は百均やお店で雑巾は買えますが、いただきもののタオルが沢山あるので作ってみました。

文字が印刷してある所を内側にして、単純な縫い模様です。

テーブル拭きに活躍してもらいます。




2013年2月14日木曜日

高速バス

今日は用事があって仙台市内へ出かけてきました。

仙台と遠刈田温泉を結ぶ高速バスの初体験で前日からちょとワクワクです。

温泉街まで車で送ってもらうと、思ったより沢山の人がバスを待っていました。


制服を着た高校生らしき子や通勤っぽい男性の方もいます。

バスは座席が高いのでいつもと違った景色が見れるので新鮮です。



何か所か停まって、村田インターから高速に乗る頃にはバスはほぼ満席状態です。

これにはちょっとびっくりしました。

片道1200円、往復だと1700円、通学定期29000円 学生さんは市内に部屋を借りるよりも随分安上

がりです。

所要時間は一時間ちょっとですが、本数が一時間に一本しかなく、しかも仙台駅からの最終が7時

40分で終わってしまうのが残念です。

ただ仙台からの日帰り旅行には使えそうです。なんと言っても日帰り温泉を楽しんだ後はアルコー

ルが入っても大丈夫ですからね。

宮城交通はこちら→







2013年2月13日水曜日

春近し

何となく春の日差しが感じられる今日この頃。天気の良い日中は、ストーブに薪を入れなくてもぽか

ぽか暖かです。

春を待つブルーベリー畑に煙突の影ができて、煙の影まで写っています。



ケーキの色どりに大活躍の「ミント」 丈夫で強いと聞いていましたが、こんな山の中の雪深い所で

も、雪をかきわけると、しっかりと生きています。


グリーンが貴重な冬はありがたいのですが、暖かい時期の繁殖力はたいへんなもので、他の植物

の縄張りまで次々と地下茎を伸ばしていくのですから困ったものです。

そんな勝手なことは言わずに、今日もプレートを引き立たせてくれるミント君に感謝しなければいけ

ませんね。

2013年2月11日月曜日

感謝

この三連休、こんな山の中のカフェへ沢山の方にお出でいただき本当にありがとうございました。

私達はお客さまに「一期一会」の気持を込めておもてなしをさせていただいていますが、毎日すばら

しい出会いをさせていただいていることに本当に感謝いたします。


写真はご近所さんが作って持って来てくれた「バードボール」です。

鳥が好きなものをまつぼっくりに詰め込んで作ったものです。

警戒して何日かは様子をうかがっているそうですが安全だとわかると食べにやってくるそうです。

早く来ないかなぁと毎日楽しみにしています。



そしてこちらは、いつも来てくださる美人姉妹のお姉さんが持って来てくださいました。

もう少しすると綺麗な蘭の花が咲くそうです。



お姉さんはお料理上手なうえに、いつもワンポイントで心憎い演出をされるんですよ。植木鉢の横

に小さいバケツが掛けてあって、その中にさらに小さいスコップがさしてあります。



こういう遊び心大事だなと思いました。

蘭、水やり気をつけますが枯らしてしまったらごめんなさい。

2013年2月10日日曜日

エスプレッソベーグル


完成しました!

マンデリンブルーバタックのエスプレッソで練りこみ、ホワイトチョコレートを巻き込んだベーグルで

す。

もちろん国産小麦「春ゆたかブレンド」を使用し、ホシノ天然酵母で24時間以上じっくりと発酵させ

ました。 一個、一個手作りなので、沢山は作れません。今朝フェイスブックでこのベーグルを紹介

させていただくと、わざわざ遠くは仙台から来てくださった方が何人かいらっしゃいました。

でも、今日は開店と同時に全て売り切れてしまいました。

本当に申し訳ありませんでした。

是非またのお越しをお待ちしております。





2013年2月9日土曜日

アケビ


昨年の秋にお向かいのおじいちゃんから、大量にいただいた「アケビ」。

宮城県人はアケビの皮は食べないで捨てるもの。山形県人中身を捨てて皮を食べる。

てなことがこの辺りでは言われていますが、実は・・・・

そうなんです。だからこうして薪棚の所に吊るして乾かしました。



風の強い日に吊るしたのでアッと言う間にこのとおり


このくらい乾いたら、カビも生えません。ぶつかりあうとカラカラ音がしました。

そして、丁寧に戻したら、中に人参、牛蒡、打ち豆、油揚げ等を入れて煮込みます。


ちょっとにが味があっておいしいです。でも、宮城出身の夫はちょっと苦手らしいです。

昔の何もない時期の保存食ですね。



昨日「蔵王時間」さんが配信してくださったUstです。 良かったら覗いてみてください。

「蔵王時間チャンネル」アーカイブ
http://www.ustream.tv/channel/蔵王時間

また「蔵王時間」さんがステキな写真を撮ってくださいました。

2013年2月8日金曜日

ネット配信


今日は蔵王時間さんが cafe fua の取材にいらっしゃいました。USTREEMで動画配信です。
その“楽屋裏”は初めて拝見しました。カメラをパソコンにつなぎ、後はネット。これで世界中に配信できるのですか。素晴らしい。


もう少し、気を使って絵になるようなシーンをお見せすればよかった、と反省しています。



2013年2月7日木曜日

試作パン


cafe fua ランチメニューの「フォカッチャサンド」。

このサンドイッチを入院している娘さんにというオーダーで、テイクアウト用に作りました。



はるゆたかブレンドで焼いたパンに自家製鳥ハムの組み合わせです。

早く全快されますように!


今日の試作のベーグルとスコーン。

仕込み水として自家焙煎コーヒーのマンデリンを使い、ホワイトチョコレートを練りこんでみました。

甘くて、ちょうどカフェオレみたいでおいしかったのですがチョコレートでコーヒーの香りが飛んでしま

うということで、明日はチョコレートなしのベーグル作成予定です。

2013年2月4日月曜日

当世紐育珈琲事情 その3

チェルシーのBlue Bottle Coffee
ニューヨークのコーヒーブームは本当だった。

色がついてるだけのまずいコーヒーから、華やかなフレーバーを持つフレッシュなコーヒーへ。ニューヨーカーの好みは明らかに変わってきている。

次々と新しい店舗が出来、ラボで味を追求している。

西海岸やシカゴの新興ブランドだけでなく、遠くオーストラリアからも、このニューヨークを舞台に、コーヒーで戦い始めている。

コーヒー抽出の焦点はドリップ。日本の喫茶店が長年培ってきた、あのドリップコーヒーだ。

どの店もエスプレッソを廃するわけではなく、エスプレッソ、そしてエスプレッソをベースにしたカプチーノ、ラテに対する人気は根強い。それでもバリスタが手で淹れるハンドドリップに注目が集まっているようだ。

価格は日本より安い3~6ドルだが、マシンで淹れる一般のコーヒーに比べると倍ぐらいの設定。抽出には当然時間がかかる。単に「コーヒー」と頼むわけではなく、豆を指定して、抽出方法を指定する。にもかかわらず、頼む人が少なくない。

列に並んで注文し、受け取ったコーヒーはほとんどの人が立ちながら飲んでいた。椅子があるコーナーもあるが、数が少なく、ほぼ満席状態となっていた。

味は、酸味が強い。その分、コーヒーの明確な香りを感じる。柑橘系の爽やかさもある。

このニューヨークのコーヒーブーム。やがて日本にやってくるような気がする。元々日本で浸透したドリップコーヒーだが、ニューヨークで広がったサードウェーブ(※その1参照)として東京に上陸する日は近い。


このブログで紹介した店のいくつかは The New York Coffee Guide 2012で紹介されています。
cafe fuaにも置いてありますので、ご来店の際に手にとってご覧下さい。

当世紐育珈琲事情その1  当世紐育珈琲事情その2

2013年2月3日日曜日

当世紐育珈琲事情 その2

Roasting Plant

4軒目はロウアーイーストサイドのRoasting Plant。中華街が近く、中国語の店舗も目立つ。























狭い店内。日本の雑誌が展示されている。

豆を選ぶと、一定量の豆をマシンに吸引して抽出してくれる。ここではグアテマラとエチオピアを試す。味から判断すると、プレスで抽出しているよう。

外で買ったパンを食べていいかと聞いたら、いいと言うので、近くのKossar's Bialysで買ってきたベーグルで朝食。


Integral

次に歩いて向かった先はニカラグアのコーヒーをアメリカに広めようと頑張っている若いオーナーが経営する cafe integral 。セレクトショップの入り口近くにコーヒーバーがある。


ケメックスやクレバーなどの器具も使うようだが、この日は陶器のドリッパーでコーヒーを淹れてくれた。

声をかけられたので何かと思ったら、豆を挽いた直後のドライの香りを確かめさせてくれる。

ニコニコして、コーヒーを淹れるのがとても楽しそう。

小さな、本当に小さなコーヒーショップだが、その情熱が伝わってくる。











Blue Bottle

6軒目はイーストリバーを渡ったブルックリン、ウイリアムズバーグの Blue Bottle Coffee 。チェルシーなどマンハッタンにも店舗を持つが、ニューヨークの1号店はこちら。あたりは決して綺麗とは言い難い。建物の外には巨大なリスの絵。たぶん Blue Bottle Coffee がニューヨークに進出してきた時には描かれていたんだろうな。


頼んだコーヒーはグアテマラ。Blue Bottle Coffee 特製の陶器ドリッパーで抽出。店頭販売されていたものを見たら、一つ穴だ。

他の店にも共通するが、花や絵など余計なオブジェは店内にない。

コーヒーのポップも字だけ。写真の説明はない。

あるのはコーヒー関連のものだけ。

こちらの店では大きな水出しコーヒーの器具を数台展示していた。

写真のドリッパーなど器具も販売。オリジナルのトートバックに入れてくれるようだ。

トートバックにはブルーボトルのマーク。

一つひとつがお洒落。トイレに入ったら、「従業員は手を洗いなさい」の文字。他の店でもこの文字はあったが、こちらは手のイラストから筆記体の文字が始まる。見てるだけで関心。


こちらの女性が淹れてくれたドリップコーヒーはやはり酸味が強い。

アメリカではこの酸味が強いコーヒーがブームみたい。

フレーバーを残すためには浅煎り。結果として酸味が強くなるわけだが、ここまで強くしなくても、という気もする。



観光客のようなグループが店内で写真撮影。自分と同じように、この店をわざわざ探してきた様子。











店の奥はかなり広く、焙煎機とカッピングコーナーを備えている。











Toby's Estate

そこから歩いてすぐのところに Toby's Estate。シンガポールにも店舗を持つオーストリアの有名店がニューヨーク・ブルックリンに進出。地下鉄のベッドフォード・アベニュー駅前に店を構えた。


中は天井が高い。wifiがあるのか、ラップトップを持ち込んでいる人が多い。

座る場所もあるが満席状態。












他の店同様、こちらも店の奥はカッピングルーム。カウンターの左に焙煎機が鎮座していた。











ケニヤを頼んだら、ハリオV60で淹れてくれた。