2013年9月20日金曜日

手網焙煎


柔らかな日差しが降り注ぐ初秋の昼下がり。

かねてからやろうと思っていた手網焙煎を前庭で行いました。












Mandheling Blue Batak
使用した生豆は当店一番人気のインドネシア・スマトラ島産のマンデリン・ブルーバタック。

通常は深入りでお出ししていますが、今回目指した焙煎度合いはミディアムローストより2段階深煎りのシティローストです。





焙煎スタート

野外テーブルに卓上コンロと100gの生豆が入った手網をセットし、焙煎を始めます。

火加減はずっと弱火。それでも直火ですから、手網をゆするのをちょっと休むと豆が焦げてきます。

だから、ずっと網をゆすっています。

5分経過


豆は薄緑色から薄黄色、薄茶、茶褐色・・・。次第に変化。

やがて香ばしい匂いが漂ってきます






焙煎中
10分経過
12分経過

豆がしっかり焼けてきました。













1ハゼ(14分30秒)
ようやく1ハゼ。

炭酸ガスが膨張し、豆に亀裂が入る音です。

ここまでくればもう飲料用の焙煎豆といえます。

今日は、もう少しだけ煎りを深くしますので、もう少しの辛抱。

手網をゆする手を緩めません。






なんども蓋を開け、焙煎度合いをチェック。匂いもチェック。ハゼ音が十分行き渡った、と判断し、いよいよ払い出し。

色ムラがありますが、こんなもんでしょうか。 写真を見ると、シティローストより浅く見えますね。

払い出し(17分)


出来上がったコーヒーは爽やかな酸味のある新鮮な味わいでした。




4 件のコメント:

  1. あの自然の中で、コーヒーの香りが徐々に広く広くだだよって行く空気感を、感じられます。贅沢な中秋の名月の次の日の夕暮れですね。

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  2. トッシーさん、日々、雑事に追われていますが、このような焙煎をすると、また違った味が楽しめ、ホッとする瞬間ですね。

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  3. いいタイミングでお訪ねしました。
    手焙煎もなかなかいいお味で。
    ごちそうさまでした。

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  4. 標高480mさん、違う豆、違う焙煎の際にまた、お試しください。

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