2014年12月28日日曜日

感謝の日々

cafe fua 今年の営業は本日で終了いたしました。

今年1年お世話になったみなさん、そして遠くまで足を運んでいただいたみなさん

ほんとうにありがとうございました。



2月のとてつもない大雪、7月のカフェウエディング、

暑い夏を今年もクーラーなしでお客様に我慢していただいたことなど、

綱渡りのような日々でもしっかりとcafefuaの1ページに刻むことができました。



先日の雪の日も、

お客様が少ないだろうと、駆けつけてくださった方が

みなさんご近所さんや常連さんで、みんなで大笑いした

嬉しい出来事もありました。

恐縮した私たちに

「私達にも気晴らし出来る所が必要なのよ~」







言葉に尽くせないほどの感謝を込めて

今年の営業を終了いたします。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


来年は1月2日より営業いたします。




2014年12月26日金曜日

お待ちしていました

お待ちしていました。

冬になるとご来店くださる御夫婦がいます。

両方のおかあさんを奥様が介護されていて、その合間に夏は道の駅巡り、

冬はこの近くのホテルの日帰り温泉へ来られるのです。

介護の合間にご主人が奥様を気分転換に連れ出してくれるのです。



御夫婦でコーヒーがお好きで、特に奥さまはパンを気に入ってくださっています。

パンが残っているといつもニッコリ。


温泉であたたまり、ゆっくりと美味しいコーヒーを飲むのが一番の楽しみ、

と、言っていただくことが私達の励みになるのです。












2014年12月22日月曜日

冬至

今日は冬至。

今年の冬至は新月と重なる「朔旦冬至」で19年に一度しか回ってこない特別な日です。


そんな日だからか(?)今日の朝焼けは東西南北が赤く染まり特別にきれいです。


冬至と言えばかぼちゃに柚子。

冬至までにも柚子を沢山いただき、ピールにしてチーズケーキに入れています。


そして古い知人から毎年この時期に沢山の柚子が送られてきます。


いかにも無農薬っぽい。

今日は空き時間に、せっせとピール作りです。



一日中雪が降って、時間は沢山あったのです。(´・ω・`)

明日から、少しずつ昼が長くなっていくんですね。





夜、お風呂用にせっかく取っておいた柚子、すっかり忘れていました・・・・・ 

残念(泣)




2014年12月18日木曜日

有酸素運動

冬になると雪のネタが多くなります。

でも別荘の多い蔵王ですから、お客様がこのブログを見て

雪の情報を確認するという嬉しいお言葉をいただいたので

胸を張って(?)書かせていただきます(笑)


北海道では雪が凄いことになっているようですが、

ここ七日原もけっこう凄いです。

7時頃にあった新聞配達の車の轍が10時頃にはすっかり見えなくなっていました。





二人で頑張ってみたのですがちょっとこれは手に負えないので


トラクター出動です。





でもね、運転している人には申し訳ないのですが、

バゲットで雪を持ち上げる量よりも

タイヤで雪を踏み潰すほうが多かったようです。

固くなった雪をスコップで片付けるのがまたたいへんです。



でもなんとか終わりました。

久しぶりに2時間も有酸素運動をしたので

息がハアハア、

腕がプルプルしています。


この疲れ、たぶん明後日あたりにくるんだろうなぁ。




2014年12月17日水曜日

ご近所つながり

この地、蔵王町遠刈田温泉でカフェを開いてよかったと思えることの一つに、様々な出会いがあります。サラリーマン時代には考えられなかった出会いです。

ご近所の方がお客様としてお出でになり、梨の選定木を薪材としていただける、というきっかけで知り合いになった同じ町内の梨農家さん。その日採れたてのめちゃくちゃ美味しい梨を買うことができます。こちらの梨農家さんではリンゴや桃、キウイも作っています。

ですから、果物の季節には毎週、新鮮な梨や桃を買いに行きます。

スーパーじゃなくて、農家に買いに行くのです。

農家に買いに行く言えば店使うレタスも、使うその日の朝に買いに行きます。ご近所の農家へ。

買いに行くと、その時に畑から採ってきてくれるのです。瑞々しいパリッパリのレタスを。数日前に収穫したというレタスも都会のスーパーで売っているものとは雲泥の差なのですが、採りたてのレタスの新鮮さは見ているだけで惚れ惚れします。



卵もたまご屋さんから直接買います。隣町、白石市の竹鶏ファームです。

同じ町内のざおうハーブで開かれたイベントで知り合いになり、最初は2パック程度、今では1度に90個購入しています。

















こちらのミニトマト。こちらはご近所で家庭菜園をやっている方からのいただきもの。アーチ型の棚に鈴なりになっていました。

ご近所の方々からは都会では考えられなかった有形無形のお世話になっています。

またカフェをやっていればこそ、様々な方がいらっしゃり、面白いお話や楽しい話を伺います。








店で使うカップはご近所の陶芸家さん、元窯に頼みました。これも都会だったらお店に注文するか、ネットで購入することになるのでしょうか。普段よく会う陶芸家さんに簡単なイメージを伝え、それを具象化していただきました。

カップは現在、新しいロゴとともに新しいデザインで新登場する予定です。









こちらの小屋。これも知人の知人である製材屋さんからいただいた廃材で作っています。基礎や屋根材はホームセンターで購入しましたが、ほとんど廃材で仕上げました。梁をたくさん入れ、頑丈に作っています。











ご近所の古代植物研究家の方には庭を整備していただき、また別のご近所の方には天然の舞茸をいただき、時にはお客様にスーパーカーに乗せていただき、様々な出会いに本当に感謝しています。

























2014年12月13日土曜日

寒い朝

昨日の夜から大雪になるというので警戒していました。

が、きょうは予想に反して朝は大快晴!


屏風岳が輝いています。


天気予報、大外れとご近所さんとメールで愚痴っていたら、だんだんと雲が出てきました。

やはり当たっていたのか。




ところで、最近は珍しい種類の野菜が出回っています。

赤だいこん、紫だいこん、青だいこん

これはカリフラワーの仲間達。


これはと言うと紫にんじんです。


切ってみると


真ん中は普通のにんじん色。

ポリフェノール沢山のきんぴらにしてみました。


みりんとお酒と醤油を少し入れてみましたが、みりんなしでも充分甘い。

そして


なんと指まで紫色になりました。

これは困ったと思っていると、水仕事をしているうちに

消えてなくなりました。

さすが、自然の着色です。




2014年12月6日土曜日

夜明けはピンク色?

今日の外の寒暖計は-8℃を指していました。

早朝4時のこと。





薪を取りに外へ出てみると草も木も地面も静まりかえり

キンと冷え空気の中、星と月が明るく輝いています。


6時半過ぎの日の出前、空がピンクに染まってきます。



今日は屏風岳もピンクの雲に隠れています。

刻一刻と変化する幻想的な光景にしばし見惚れてしまいました。

これは陽が昇る前までのショーで、陽が昇ってしまうと終了です。


家の中では薪ストーブが暖かいピンク色。


寒い日が続いていますが、日中の暖かさで駐車場の雪だいぶ溶けてきました。


改めて太陽のありがたさを思います ☼




2014年12月3日水曜日

いや~積もりました。


昨日からちらほらきていて、夕方はまだこんな状態でした。

優雅に、ベニバナイチゴに積もっている雪などを撮影していました。


この時はまだ地面が見えていましたからね。

ところが早朝、屋根から滑り落ちる雪の音で目が覚めました。

その後ガガガァ~と除雪車の音がします。

恐る恐る外を見てみるとやっぱりね。



一面真っ白です。


今も雪が降り続いています。

蔵王町内でも温泉街や役場の方は雨になっているようです。

やはりここは標高が高いですからね。

でも前の道路はきれいに除雪されています。

明日は人力除雪機(?)を動かし駐車場を確保します。


今日は外仕事ができないので

クリスマスツリーを飾ってみました。

今年も残りわずかです。




2014年11月27日木曜日

初冬

屏風岳が青空に輝く季節になってきました。


朝起きてみると霜が下りている日が多くなっています。




家の中は薪ストーブで温まっていますが、外はさすがに寒い!

でも雑草の勢いが止まり、心穏やかな日々がやってきました。


さて、片付けをしいて買いっぱなしになっていた球根を見つけました。

本当はこんなに寒くなる前に植えるんでしょうが、なんとか植えてみます。


大昔学校で、球根は大きさの2倍の土かける

と教わったことなど思い出しながら植えていきます。

来春無事に咲いてくれる事を願いながら。



2014年11月12日水曜日

ベストカップを目指して~JCRC2014~

決勝大会の本焙煎
11月5日から3日間、東京の八王子セミナーハウスで開かれたSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)主催のJCRC(ジャパン コーヒー ロースティング チャンピョンシップ)2014の決勝大会に参加しました。

コーヒー焙煎の個人技術を競う全国大会です。

大会はWCRC(ワールド コーヒー ロースティング チャンピョンシップ)に出場する日本代表を選ぶために開催されるため、JCRCのルールもWCRCに準拠しています。

今年は来年6月にスウェーデンで開かれるWCRCへの出場権をかけて、全国から50人の焙煎人が参加しました。参加者には生豆が送られ、締切日までに焙煎豆を提出。この焙煎豆をカッピングという手法で味をチェックし、ここで選ばれた焙煎豆を提出した12人が決勝大会に臨みます。

八王子セミナーハウス
ウェブサイトで予選通過を知った時は、確かにうれしかったです。

しかし、そこからが大変。普段使っていない焙煎機を使うし、焙煎記録を取るソフトウェアも扱います。生豆鑑定も競技項目です。生豆の比重や水分含有量も測定するようです。

普段やってないことばかりで、競技内容に対する不安が増すばかり。競技で使うデータ記入用紙はWCRCと同じ英文のフォームで、すぐには理解できない項目もありました。

一時は本当に胃が痛くなりました。

ともあれ、お店を休ませていただき、決戦の舞台、八王子セミナーハウスへ向かいました。

決勝初日に出発すると、時間的に間に合わない可能性があったため、前泊です。

そして初日を迎え、まずはオリエンテーション。ここで具体的な説明を受け、かなり安心しました。

競技会ですので、当然ながら、自分の競技項目が終了するまではもの凄い緊張と重圧を受けました。

その反動で、最終競技の本焙煎が終わった瞬間は、脱力感とともに大きな安堵感を得ました。

最終的には焙煎豆のカッピングで審査されます。このカッピング、つまり各選手が提出した焙煎豆がどんなカップ(味)に仕上がっているか、が評価されます。ブラインドで審査され、純粋にカップだけをみますので、とてもフェアと言えます。

競技の結果、優勝者は福岡・豆香洞の江口さん、準優勝は福岡・COFFEE COUNTYの森さん、第3位は東京・ONIBUS COFFEEの坂尾さんに決まり、江口さんは世界大会への出場権を得ました。私は10位でした。

福岡・豆香洞は2年前の日本一、そして昨年の世界チャンピョンである後藤さんのお店で、2人目のチャンピョン誕生です。江口さんにも世界チャンピョンになっていただきたいです。

決勝進出が決まってからは、とても緊張し、決勝戦はさらに疲れましたが、競技の合間や食事時に全国から集った焙煎人の方々と深く濃い話をすることができ、とても有意義な時間を過ごせました。

結果発表を待つ選手たち
この大会は“手弁当”で大会を運営するSCAJの役員、審査員、ボランティア、焙煎機、測定器や生豆を提供するスポンサーの方々によって支えられています。これらの方々に対し、改めてお礼申し上げます。そして日本の焙煎技術がさらに向上することを願っています。

2014年11月4日火曜日

だいこん祭り

今年の七日原大根祭りは11月1日、2日でした。

毎年のことですが、たいへんな人出で蔵王町は大渋滞に陥ります。
 


1日が雨だったので2日に集中して、またまたたいへんなことになりました。


国道からやっとセントラルロードへ入って来た車も

チーズ工場や、数箇所ある農場へ出たり入ったりする車で混雑しています。

黄色のジャンパーを着ている係りの人に誘導されて

ここへくるはずだったお客さんも畑に行ってしまったらしいです。


でもね、ここから上の畑はこんなに空いているから穴場なんですけどね。


七日原の土は火山灰が積もった黒土で柔らかく養分もあるので

みずみずしくて甘いだいこんが育ちます。


さて、だいこん祭りが終わると蔵王にも本格的な冬がやってきます。



今日の夕方、宮城県の蔵王町と山形県の上山市を結ぶ

蔵王エコーラインのゲートが締められ、来年の4月までの冬季閉鎖に入りました。


車のタイヤもスタットレスタイヤへ交換が終わりました。

もういつ雪が降っても大丈夫です。




~ 臨時休業のお知らせ ~
いつもお世話になっております。
大変申し訳ありませんが、6日(木)、7日(金)の両日は臨時休業とさせていただきます。
5~7日の3日間、店主がSCAJ主催ジャパン・コーヒー・ロースティング・チャンピオンシップ(JCRC)決勝に出場するためです。
概要 « ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ (JCRC) « 競技会 « 活動内容活動内容 | Specialty Coffee Association of Japan
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